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TEL 053-475-8111 小児科・アレルギー科 | ![]() |
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抗ヒスタミン薬
くしゃみや鼻水の原因となるヒスタミンの作用を抑制する薬です。ザジテン®、セルテクト®、ゼスラン®、エバステル®、ジルテック®、アレロック®、アレジオン®、クラリチン®、アレグラ®等、非常に多くの種類の抗ヒスタミン薬が発売使用されています。時々、「体質改善の薬」などと説明されて処方される場合がありますが、決して患者さんのアレルギー体質を改善するわけではないし、ましてやアレルギーそのものを治す薬でもありません。あくまでも症状を抑える薬です。
さて、最近問題になってきた抗ヒスタミン薬の副作用として、「インペアード・パフォーマンス」と呼ばれる状態があります。眠気を感じないのに集中力や判断力が落ちるような状態のことを指します。仕事や勉強をしたり、車を運転したりする時に問題になると思います。小さなお子さんの場合は、車を運転することはありませんが、発達に悪影響を及ぼす可能性もあります。今後は、インペアード・パフォーマンスを生じないような薬剤を選択することが重要になってくると思います。 点鼻薬(鼻噴霧用ステロイド薬・抗アレルギー薬・血管収縮薬)
アレルギー性鼻炎の患者さんは、炎症部位が鼻に限られているので、直接患部に投与する点鼻薬が無駄のない有効な治療法と言えます。しかし、小学生以下の小さなお子さんの場合、点鼻薬を嫌がる傾向が強いです。また、喘息を合併している場合が多いので、「内服薬+吸入ステロイド薬+点鼻薬」などという組み合わせになってくると、いよいよ『薬漬け』のような状態になってきて、医師の私でさえなんとかならないものかと思ってしまいます。
抗原特異的免疫療法(減感作療法)
先ほど、抗ヒスタミン薬は決して体質改善の薬ではないことを説明しました。抗アレルギー薬と呼ばれるものも同様です。また、ステロイドなどの強力な抗炎症薬を使用すれば、症状はある程度抑制されますが、アレルギー自体を治すことは困難です。
唯一の根本的な体質改善の方法として、抗原特異的免疫療法(減感作療法)と呼ばれる治療法があります。その患者さんのアレルギーの原因(抗原)のワクチンを、ごく少量から投与し、少しずつ量を増やしていって、アレルギーが起きないようにしていきます。現在国内で多く行われている方法は注射法ですが、舌下法など痛みを伴わない方法も研究中です(欧米では舌下法も一般的に行われています)。 当院では、スギ花粉やハウスダストの抗原ワクチンを用いた抗原特異的免疫療法を施行しています。対症療法ではなく根本的な治療法として、大変魅力があるものだと思います。 |
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